世界一周を終えた小口良平さんが帰国しました
SURLYアンバサダーの小口良平さんが、世界一周の旅を終えて帰国しました。2016年10月4日現在、小口さんは、3358日、157か国、155,212kmを走破。ほんとうにお疲れさまでした。そんな小口さんの帰国を祝おうと、福岡県にあるプロショップ=正屋代表・岩崎正史さんが発起人となり、東京・世田谷にあるブルーラグ上馬店の協力で、帰国歓迎・報告会が開催されました。当日は、平日の夜にもかかわらず70名以上の方が集まりました。
開場1時間ほど前に、小口さんは、世界一周の旅をともにした愛車=SURLY LONG HAUL TRUCKERと共に会場に到着。数々のSURLYを世に送り出してきたブルーラグ・スタッフも、世界を旅したバイクのド迫力に圧倒されていました。総重量90kg近いバイクを丁寧に台の上に飾り、プロジェクターを用意したところで、徐々にお客様が来店。開演となる19時には、店に入りきれないほどの方が詰めかけました。正屋・岩崎さんの音頭で、まずはおかえりなさいの乾杯。その後は、小口さんが旅に至る経緯や、旅の思い出をたっぷりと語ってくれました。「世界一周は、VISAと風との闘いでした」と旅を振り返る小口さん。最後の滞在国、アメリカに入るまでにもVISA取得のため1か月ほどをコロンビアで過ごされたとか。旅の前半で使用したアルミフレームの破損。そこからSURLYのLONG HAUL TRUCKEに乗り換え旅を完結。「これだけの荷物を積んでもフレームは壊れなかった。それだけではなく、悪路を走っていても乗り心地が良く、ほんとうに助けられました。最高の旅自転車ですよ」と小口さん。
↑世界を旅した小口さんの愛車=SURLY LONG HAUL TRUCKER。
世界の美しい風景や出会った人の優しい表情ががプロジェクターに映し出されるなか、なごやかな雰囲気で報告会は幕となりました。閉会後に、テーブルの上には小口さんが用意したサイクリングジャージとTシャツが置かれました。これは世界中を旅して出会った人に、一言書いていただいたものの一部という。その続きをこの日も実行していたのだ。人との出会いを大切にし、またいつか再会したい。小口さんのそんな思いと、世界各国の人々のやさしさが込められたシャツは、この日、合計50枚を超えたそうです。小口さんのやさしい口調と、説得力のある言葉に、たくさんの人が酔いしれた、楽しい夜でした。 ↑旅で出会った人との激励の言葉や、再会を誓う言葉が記された小口さんの宝物。
↑予想を上回るたくさんの方にお集りいただきまして心より感謝申し上げます。また、多大なるご協力をいただきました正屋様、ブルーラグ様、そして、たくさんの人をつなげてくれた小口様に感謝いたします。
小口さんは、今後、故郷の長野県まで自走で戻り、その後は、講演会や著述活動などに携わる予定とか。今後の活躍にもご期待ください。
小口良平さんの最新情報は、こちらで。
↑小口さんが走った経路を記した世界地図。小口さん、ほんとうにお疲れさまでした!