腰山 雅大 All-City NatureBoy853 インプレッション!!

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腰山 雅大(All-City)がレースで使用しているNatureBoy85310341532_929111670496801_7565101862658891230_n NatureBoy853とはAll-CItyシクロクロスジオメトリーはそのままに、Reynolds TubeとWhisky Carbon Forkを使用したフラッグシップSSCX(Single Speed CX)Frameです。 16438252970_9bd362af14_z 今回は先行入荷分を実戦投入していた腰山 雅大(All-City)のインプレッションをお届けします。このモデルが気になっていた方も、シクロクロスシーズンへ向けていちからフレームをお探しの方も是非チェックしてみてください!

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SSCXの選択肢では既に定番となった、ALL-CITY “Natureboy”。手頃な価格帯に、独特なカラーリングで好評を得ていますが、そのレーシングバージョンとも言えるのがこの “Natureboy853” です。

ネーミングはReynolds社でもトップグレードの”853″を使用しているという証であり、その他44mmのヘッドチューブ仕様にWISKEYのカーボンフォーク。軽量かつ、安定したハンドリング性能を狙っているのは明瞭です。

美しいカラーリングも目を惹きますが、走行性の要となるジオメタリー、実際の乗り味にもこだわりを強く感じました。特筆すべきはホイールベース、ヘッド角を立てることで、平均的なシクロクロスフレーム&フォークよりもかなりコンパクト設計されています。

跨ってみて、軽くその場を回ってみただけでも直ぐに分かるハンドリング感。実際のレースでSSCXは、直線やキツイ登坂ではスピードに乗せることが難しいだけに、いかにコーナリングで稼ぐかというのはとても重要な部分。そこを理解すると、ならではの戦い方に特化出来ると思います。自転車を倒す、立てる、曲がる、この動きが非常に楽にコントロール出来ます。

また手元でのコントロールがしやすく、シケインを越えたり、バニーホップをするなどの縦の動きもかなり制限なくトライ出来ます。当然ですが、ディレーラーが無い分ジャンプした際に安心して自転車を着地させられるのも加筆しておきたいところ。

BBの低さも、直進安定性を補う意味で良く機能しているのと、その分サドル位置を下げられるのでレース車両として自転車をコンパクトに組み上げられるのはレースで乗り降りが求められるシクロクロスには必須と言えます。

以前はこのNatureboyのノーマルアヘッド、カンチ仕様に乗っていましたが、今回はディスク。試しに大雨かつ泥の悪路をライドしてみましたが、高速時のブレーキングでも全く暴れる感覚がなく、安心して制動出来ます。 ペダリングに関しても全体的にカッチリした印象ながら、スリッピーな路面で暴れる印象も無く、クロモリならではの「ちょうど良さ」を感じました。

言わずもがなシングルスピードである、というメリットは大きく。前述ジャンプでの着地の他、担いで降ろす際のチェーン脱落や、定番のディレーラーモゲが無い。何せ複雑なことを考えずともレースへ参加し、走りきることの出来るシンプルな自転車だという魅力は大きいです。

オールドスクールな塗り分けをしたカラーなのに新しい、そんな美しい色味と並んで、曲がる進む飛ぶ着地する、全体的にとても従順に反応するバイクだと感じました。

11403112_929111703830131_4450448161395948189_n 上記のインプレッションを読んで少しでもAll-Cityが気になった方はこちらのAll-City販売店様へお問い合わせください!

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この記事を担当したのはMotocross International Ltd.です。

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