All-City Cycles LogLady 腰山雅大インプレッション!
登場と当時に話題となったAll-City Cycles初のMTBであるLogLady。 LogLadyとは都会の中に隠れるオフロードから郊外のトレイルまでをワンランク上の走りを提供するプレミアムな1台です。 近年、都市部のライダーからはより太いタイヤ等のダートを意識した方向性が強くなってきています。その流れに対するAll-City Cyclesの返答がこのLogLadyです。 このLogLadyを遂にシェイクダウンした弊社サポートライダー腰山雅大(All-City Cycles)からインプレッションが届きましたので早速アップさせて頂きます!!
<15年ぶりのマイMTB、LogLadyの巻> 電源・Wi-Fi・冷房が無いと生きていけない、アウトドアVibesの非常に低い僕。
ですが、元々は樹々生い茂る山中の未舗装路を走り回るマウンテンバイクにのめり込んでいました。地元のクラブチームに所属させてもらい、毎週末六甲山のトレイルを巡る。自分の身体を軸に自転車を操り、凹凸を乗り越えてシンプルに走っていく様が非常に魅力でした。
その後BMXに16年、CXに2年ちょい乗ってきましたが、いつかは原点回帰でMTBにまた跨りたい。その思いもあり当時乗っていたフレームをずっと部屋に飾っていました。
ところが本意ならずもMTBの進化は著しく、コンポの複雑化、ホイルサイズの移行、フレームの素材までカーボンが主流になってしまいました(僕が乗ってた頃なんて、オリンピック選手ですらクロモリだったのに!) 進化に嘆くのは見すぼらしいのですが、これだと頷く一台を見つけるまで非常に時間を要したのも事実、縁もあってようやく納得の一台を手にするに至った訳です。 何せいちいち面倒な僕、その自転車の生い立ちまでちゃんと理解しないと手にしたくない。 All-City Cycles の “LogLady” というモデル、カラーリングやフォークのチュービングなど良き時代のオマージュでありながら、XC志向のジオメタリ、油圧ディスク、650Bなど、現代的に良いとこ獲りしたマウンテンバイクとなっています。
もちろんサポートして貰っているという事実はあっても、僕にとっては「こんな自分にどストライクのモデルを、まぁ運良くスポンサーが作ってくれたもんだ」という印象でした。
シェイクダウンは662CCCのチームメイト、田口さんと。ヘッドセット交換したくらいで何もいじって無い完成車ながら、登りは気持ちいいギア比。ハンドル幅が当時から比べれば極端に広くなったけど、それも必要性に応じた結果なんだと理解しました(当時はブレーキレバーのアジャスターが左右で干渉するくらいハンドル狭かった) 650B x 2.3で充分過ぎるほど登るし、欲を言えばTL化してクッション性を補いたい。2.8まで入るとのことですが、しばらくはこのサイズでコーナリングを重視してみたいです。
この夏はこいつと色んな山中に出かけて、当時を思い返しながらライドしてみたいと思います。 < All-City Cycles “LogLady” > Frame : A.C.E. Air Hardened custom steel – S size Headset : Chris King – InSet™4 Tire : Schwalbe Rocket Ron, 27.5×2.25 folding Gear Rate : 32T x 18T
皆様いかかでしたでしょうか!?シンプルなこのバイクで存分に山を楽しんだ腰山雅大が羨ましくてたまらないと思ったのは僕だけではないはずです! 少しでも気になった方はこちらのAll-City販売店様へお問い合わせください。