アニマル(アメリカ)

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ANIMAL

「1999年、僕はFBMのヤツらと一緒にジョージアへのツアーに参加した。ジョージアに着いてMike Tagと僕が新しい大理石の階段でグラインドをしていたら、全員が器物損壊の罪で逮捕された。オレンジ色の囚人服を着て過ごした1週間は長かった。刑期を終えて釈放された時、僕の人生観はなぜか新しい物に変わっていて、すべきことをしようという気持ちがあふれてきた。

僕は長い間、ニューヨーク市にはこの地区で起こっているBMXシーンを表現するBMXメーカーがないと思っていた。ニューヨークのライディングスタイルは他のどことも違うと感じていた。僕たちはほとんどストリートしかやらなかった。

でも、雑誌で見るのはカリフォルニアの人たちのランプやダートライディングばかリだった。ストリート用のベストパーツを作って、この地区で起こっている画期的なライディングを表現するメーカーが必要だと感じた。そして、そのメーカーが世界中のストリートライダーに向けて発信していくべきだと思った。 イメージや仕掛けなどいらない……ただ最高のパーツと最高のライディングだけを作りたかった。最初はペグを少しだけ作って地元のスケートショップで細々売ってもらうことから始めた。その日以降、パーツをひとつひとつじっくり考えて作っていくうちに、Animalは着実に成長してきた。

これからもAnimalは急がない。始めた時と同じ考えで、一歩一歩着実に歩んでいきたい。」 Ralph Sinisi(ラルフ・シニシ)

 

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