BMXのカラーリングについて紹介です! ~BMX完成車の選び方 PT2~

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こんにちは。 先日紹介させて頂きましたBMX完成車の選び方の記事でも少しお話したBMXの見た目について本日は少しお話ししていきたいと思います。

BMXの完成車の選び方の記事をまだ読んでいない人はこちらから。

BMXを初めて購入しようと考えている人からすると、「どのBMXも一緒に見えてどのBMXがカッコイイのかわかんねえよ」と思う人も少なからずいると思います。 BMXのプロショップの店員さんは最近の流行りや人気モデルとかを分かっているので、店員さんに聞くのが間違い無く1番良いと思います。 しかし、これはBMXに限った話では無いですが、僕の経験上、何か物(BMX)を買う前にGoogleなどインターネットを駆使して買う物(BMX)の事を調べまくって悩みまくって妄想をふくらませている時期というのもなかなか楽しいものだと思います。 なので今回はこれからBMXを買おうと考えている方の妄想の助けに少しでもなればと思いBMXの見た目について少し解説していきたいと思います。

BMXを既に乗っている人がBMXの見た目について話すと「やっぱりこのブランドはフレームのチュービングが細くてカッコイイよな!」とか「俺はスタンドオーバーハイトが高くてフレームのトライアングルがでかいBMXが好みだな!」とか初めての人からすると「???」な宇宙工学的な意味不明な専門用語が飛び交うと思います。 しかし最初はそんな事はまったく気にせずもっと分かりやすい事を基準に自分の好みのBMXを見つけていくのが良いのではないかと思います。 そこで今回はBMXでよく使われる代表的なカラーリングについて解説したいと思います。

それではさっそくですが、完成車のカラーについて解説していきたいと思います。 まずはカラーの表面処理で大まかに2種類に分かれます。 その2種類の表面処理の違いについてここでは解説したいと思います。

⓵MATTE(マット)カラー。

MATTEカラーというのは単純に艶(つや)の無いカラーの事を言います。 人それぞれですがMATTEカラーは一般的にやわらかい印象の見た目になります。 なのでカラーリングの表記にMATTEと入っていれば一般的に艶の無いカラーリングのBMXになります。

20FIT TRL XL MATTE ARMY GREEN 標準価格60,000円(税抜)

20SUNDAY FORECASTER MATTE BLACK 標準価格67,000円(税抜)

⓶GLOSS(グロス)カラー。

MATTEカラーとは逆に艶の(つや)のあるカラーがGLOSSカラーになります。 カラーに艶があるのでMATTEに比べてスッキリとした印象の見た目となります。 こちらもカラーの表記にGLOSSと入っていれば艶ありのカラーになります。

20FIT SERIES ONE GLOSS BLACK 標準価格54,000円(税抜)

20KINK CLOUD TRAVIS HUGES SIG GLOSS DUSK SKY 標準価格96,000円(税抜)

MATTEカラーとGLOSSカラーの違いはお分かり頂けたでしょうか。 例えば同じBLACKカラーでもMATTE BLACKとGLOSS BLACKで見た目が大きく変わります。 それでは次は実際にどんなカラーがBMXに使われているか見ていきましょう。 BMXに使われる代表的なカラーをここでは紹介していきたいと思います。

⓵BLACK、WHITE、RED、BLUE、YELLOWといった定番の単色カラー。

BMXと言えばBLACKというイメージが強い方も多いと思いますが、 最近ではファッションアイテムとしても注目されていて、様々なカラーのBMXが各ブランドから発売されています。 ここではBLACK、WHITE、RED、BLUEなどといった王道のカラーリングの完成車を少し紹介させて頂きます。 もっともスタンダードで飽きがきにくく、パーツのカラーコディネートもしやすいのが強みです。

20PREMIUM SUBWAY MATTE BLACK 標準価格49,800円(税抜)

20SUNDAY PRIMER GLOSS SURF BLUE 標準価格51,000円(税抜)

20FIEND TYPE O+ FLAT GREEN 標準価格56,000円(税抜)

20CULT GATEWAY WHITE 標準価格63,000円(税抜)

20FIT SLEEPER COOL GREY 標準価格79,000円(税抜)

⓶これもBMXでは定番な高級感あふれるメッキカラー

先ほど紹介させて頂きました王道の単色カラーと同じくらい定番のカラーがメッキカラーです。 メッキカラーは傷や錆に強いのが特徴な特別な仕上げになっておりその分他のカラーより価格が高くなります。 また高級感のある質感も特徴でBMXライダーから絶大な支持を得ています。 メッキカラーはカラー表記の際にCHROMEと表記されていることが多いです。

20FIEND TYPE O- BLACKCHROME 標準価格48,000円(税抜)

20FIT TRL CHROME 標準価格63,000円(税抜)

20FIT AUGIE CHROME 標準価格75,000円(税抜)

⓷RAW、CLEAR、TRANS系といった素材を活かした斬新なナチュラル系カラー。

RAWカラーと言っても普通の人はどんなカラーなのか、ぱっと思いつかないことが多いと思います。RAWカラーというのは塗装をしない素材そのもののカラーを指します。 CLEARカラーも一般的にはRAWカラーと同じ色の事を言います。 このRAWカラーのカッコいいところはフレームのパイプのつなぎ目に出来る溶接後が見えることです。

RAWカラー溶接後

その溶接後があたかもグラデーションのような色合いとなっているところもなんとも言えずカッコいいです。 (モデルによってはグラデーションのような溶接後が無いRAWカラーもあります。) またRAWカラーは無塗装の素材を活かしたカラーなので、もちろん錆が発生します。 その錆もまたフレームに”味”を加えてくれる材料となっています。 そんな好きな人にはたまらないRAWカラーにBLACKやBLUEカラーなど定番カラーを合わせたのがTARNSカラーです。 これはフレームの素材の色。つまり下地が見える程度に薄く塗装をしたカラーになり、BLACKやBLUEといったカラーでありながら溶接後など下地が見える良いとこどりのようなカラーリングとなります。

TRANSカラー

このTANSカラーも塗装が薄いため錆が発生しRAWカラーのようにフレームを育てていくことが出来ます。 なのでRAWカラーやTRANSカラーは素材のそのものの色や錆を楽しむ玄人向けのカラーになります。

20FIT SERIES ONE GLOSS CLEAR 標準価格54,000円(税抜)

20FIT SERIES ONE TRANS TEAL 標準価格54,000円(税抜)

20SUNDAY SCOUT MATTE TRANS BLUE 標準価格58,000円(税抜)

20CULT GATEWAY RAW 標準価格63,000円(税抜)

20FIEND TYPE B+ GLOSS TRANS BROWN 標準価格66,000円(税抜)

20SUNDAY EX FROST GREEN 標準価格75,000円(税抜)

⓸SPLATTER(スプラッター)カラー、FADE(フェード)カラーのようなアーティスティックカラー。

水しぶきのようにフレームカラーの上に色を飛ばしたカラーリングがSPLATTERカラーになります。

SPLATTERカラー

また1つのフレームに2色が存在しその境がフェードしているカラーをFADEカラーと呼びます。

FADEカラー

最近はこのようなアーティスティックなカラーリングを発売するBMXブランドも増えています。 代表的なブランドとしてはアメリカ東海岸のハードコアBMXブランドFIENDの完成車は毎回斬新でアーティスティックな完成車を発売しています。

20KINK CURB GLOSS CANTALOUPE SPLATTER 標準価格44,000円(税抜)

20FIEND TYPE B GLOSS CLEAR PHSPHATE w/NAVY 標準価格58,000円(税抜)

20CULT DEVOTION PRISM WATER 標準価格80,000円(税抜)

以上がBMX完成車でよく使用される代表的なカラーになります。 ぜひ完成車を選ぶ際の参考にしてみてください。 解説の中にもありましたがRAWカラーやTRANSカラーなど少しくせのあるカラーもありますので、完成車を買われる時はBMXのプロショップに行って店員さんに自分の好みを話して決めるのが1番間違いがないです。 BMXを購入される際はぜひ、BMXのプロショップへ1度行ってみてください。

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それでは皆様の素晴らしいBMX LIFEを期待しています!

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この記事を担当したのはMotocross International Ltd.です。

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