BMX【ライトドライブ or レフトドライブ】の決め方

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BMXのドライブに関して。

ライトドライブ(RHD) 

レフトドライブ(LHD)

があります。

ドライブ方向の決め方について、

この記事を見れば、どっちにすればいいのか分かります。

 

 

まずは結論。

何によって、ライトドライブまたはレフトドライブが決まるのか?

・ペグをどこに付けているか。

・スタンスがどっちか?(右足前 or 左足前)

これで決めます。

 

そして、

パーツのどの部分を変えればいいか?については、

クランクとリアハブ

です。

 

 

ペグをどこに付けているか

 

まずライトドライブ、レフトドライブに深く関係しているのは、グラインドトリックです。

グラインドをする側にドライブがあると、チェーンが切れたりなど色々なトラブルが起こりがちです。

これを回避するために、ペグが付いている方向と逆側にドライブを持ってくる。

 

ペグの本数は人によって様々なので、いくつか例を紹介します!

 

右側だけに2本ペグを付けている – レフトドライブ(LHD)

 

左側だけに2本ペグを付けている – ライトドライブ(RHD)

 

左右4本ともペグを付けている。- よく使う側のペグと逆側にドライブを付ける。

このように決まります。

 

 

 

スタンスがどっちか?(右足前 or 左足前)

 

こちらはちょっとだけマニアックな話です。

(今後本格的にトリックしたいなら、重要な事です。)

テールウィップというトリックがあるのですが、このトリックの足のキャッチの仕方についてです。

通常、右足前スタンスの人がテールウィップをやるときには、先に右足からキャッチしにいくのですが…

(↑右足をキャッチしに行く瞬間の写真)

この時に右側にドライブがあると、スプロケットの上に足が乗ってしまいます。

歯車を思いっきり足で踏むことになるので、めちゃくちゃ痛いです笑

なので右足前の人はペグが付いてる付いてないに関わらず、レフトドライブにしている人が殆どです。

 

 

一部例外ですが、上記でも紹介した、左側だけにペグを2本付けているAaron Rossは、右足前のスタンスでテールウィップもガンガンやるんですけど、グラインド時のトラブルを回避するためにライトドライブ仕様です。

 

BMXのセッティングに絶対はありません。 色々試してみると面白いかも。

 

 

パーツの何処を変えればいいのか?

 

完成車等のドライブを変更する際に、どこのパーツを変えればいいのか?

 

リアハブとクランクです。

 

 

■リアハブ

カセットハブの場合は、レフトドライブ専用ライトドライブ専用、ともう1つSDSというシステムを搭載したリアハブの3種類があります。

SDSはコグ(歯車の付いたパーツ)の中にある爪の向きを変えるだけで、切り替えができるというタイプのリアハブです。

フリーコースターの場合は、レフトドライブ専用ライトドライブ専用の2種類しか無いのでその中から選びます。

 

■クランク

バラ売りで売られているパーツに関しては、基本的にレフトドライブとライトドライブ両方いける仕様になっているものが殆どです。(一部例外もあります。)

 

(スプロケットを留める為のボルトを入れる穴がありません。)

 

完成車のクランクは片方のドライブしか対応していない場合が殆どですので、ドライブを変更する時にはクランクの買い替えも必要になってきます。

 

左右のクランクを逆にすればいいんじゃね?と思った方もいるかもしれませんが、

ペダルを付ける部分のネジの向きが、左右のクランクで異なるので無理なんですよね。

取り付け自体は可能ですが、乗っているとペダルのネジが勝手に緩んでしまいますのでやらないように笑

 

 

まとめ

 

・よく使うペグが付いている方とは逆側にドライブを付ける。

・右足前の人はレフトドライブ。左足前の人はライトドライブ。

この2つが一般的なドライブの方向の決め方です。

 

最初の内は特に気にしなくても全然良いですが、パーツをグレードアップする際にはこういった事も早めに知識として取り入れておくだけでも為になりますので!

 

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この記事を担当したのは彼末 崚です。

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