バニーホップを使わないトリック雑学 【ターン編】

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こんにちは。 今回はバニーホップを使わないトリックのHOW TOでは無いのですが、街乗りからトリックまでBMXに乗っている人は必ず使う”ターン”について少し話をしていきたいと思います。 まず、BMXの”ターン”というとスケートパークにあるクォーターパイプを使ったハイエアなターン(↓の画像の様なターン)を想像すると思いますが今回は逆に”エアを出さないターン”についてプロBMXライダーの動画を見ながら僕が思う”カッコイイ”または”キャッチー”なターンを紹介していきたいと思います。

まず、かなり王道なところから紹介していきたいと思います。 ぶっ飛びライダーとしてストリートからパークまで超人的なハイエアを魅せるFIT BIKECOライダーTOM DUGAN。 彼はハイエアだけでは無くターンも有名で、某映画スター〇ォーズの登場キャラクターのオビ=ワンが必ずブラ=サガリを発動するように彼もまたトリックの後に必ずと言っていいほど”ターン”を発動させます。 ちょうど分りやすい映像があるのでまずは見てみましょう。 ↓の動画の1:21、レッジから飛び降りた後に”ターン”を発動させます。

いかがでしたか。 ↓このあたかもトリックのルーティーンの一つかのような流れるようなターン!ストリートでこれほどまでに自然にターンを取り入れたライダーはTOM DUGAN以外にいないでしょう。 ちなみにトリックの後にこの車体を寝かしたターンをするとTOM DUGANになった気分になれるのでみなさん是非、試してみましょう。

次に紹介したいのはニュースクールブランドCULTのライダーCHASE HAWK。 彼もまたハイスピード、ハイエアに加えテクニカルな動きも得意とするライダーで全世界を熱狂させる圧倒的なライディングを得意としています。 もはやCHASE HAWKの名前を入れればなんでも売れてしまうんではないか。世に言う”CHASE HAWK効果”、”CHASE HAWK補正”を生み出した人物でもあります。 そんなCHASE HAWKですが、ターンもやっぱりカッコイイです。先ほど紹介したTOM DUGANのターンはキャッチーさもあるターンでしたが、CHASE HAWKのターンはテクニカルでカッコよさがずば抜けています。 早速、動画でチェックしてみましょう。 ↓動画の0:38が問題のシーンです。

↓もはや何をやっているのか分からないレベルです。 これはもうCHASE HAWKがターンを一つのトリックにまで昇華させた瞬間ではないでしょうか。 ターンだけでこれほどまでインパクトを残せるライダーはCHASE HAWK以外にいないでしょう。

今回、最後にご紹介させて頂くのは、BMXブランドでありながらLIFE STILEを打ち出した唯一無二のブランドTERRIBLE ONEのライダーGARRETT BYRENESです。 このライダーについてはMXアウトサイドセールスマネージャーであり「”ターン”の鬼」こと林正樹からこの記事を書くにあたって教えてもらったのですが、かなりヤバいです。 冒頭でただターンしているだけの映像が出てくるのですがその全てがカッコよすぎです! 早速、見てみましょう。 問題の部分は冒頭0:02のあたりです。

みなさん見ましたか!! これはもうトリックとかそういう次元の話ではなく1人のBMXライダーの人生を表しているといっても過言ではないのではないでしょうか。 このスピード感、自転車の傾き、顔の表情、その全てが無言の何かを訴えかけてきます。 ターン1つでここまで表現できるのはGARRETT BYRNES以外にはいないでしょう。

みなさんいかがでしたか。 まだまだ世の中にはヤバいターンが溢れていて今回紹介しきれなかったターンもあると思いますが、BMXの映像を見る時に是非、探してみてください。 乗ったりトリックするだけがBMXの楽しみでは無く、友達と好きなライダーの好きなシーンを話したりするのもBMXの楽しみの1つです。 BMXの楽しみ方は無限大ですので自分の好きな楽しみ方を見つけだしましょう!!

今回この記事に触発されてMXスタッフも休憩時間に第1回MXバニーホップを使わないターン選手権を勝手に開催してきました。 みなさんもBMXで色々と遊んでみてください。

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この記事を担当したのはMotocross International Ltd.です。

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